X stick 釣り方

 

Xステッィクは今までのトラウト用ルアーの釣り方とは
少し違いますが、慣れれば新しいメソッドの1つになります。

特徴
・スレマス対応
・見た目ただの棒状
・巻きで、動かない(食べやすい)
・巻き抵抗がほとんどない
・沈下スピードがゆっくり
・スロートレース可能



 ロッドとラインが1直線になゆよう構える
キャスト後糸ふけ(ラインのたるみ)を取り、タナまで落とす 
 サイトで見えない時は、5秒、10秒、15秒等のタナをキープしながら巻く
 初めは、サイトでレンジ(タナ)キープの巻きを練習する
 初心者はノーマルから。慣れたらミニ、スリムミニの順で使いこなす。


リトリーブ(巻き方)

1、超スローただ巻き(基本)
ルアーの角度が45°の姿勢を保つようスロー巻き!

2、リールを使ってstop&go)
田中氏が何千匹ものマスを釣り上げ日夜、研究を重ね完成したメソッド
リールの巻き方でルアーにメリハリをつけるメソッドです。
ハンドルを1回転ぐるっと巻き、少しポーズをとりまた巻く。
回転スピードは1回転の場合約1秒
ポーズも約1〜3秒。これの繰り返し!
アタリは、ポーズ中ラインに出るか、巻いた瞬間自然アワセになる。

 アタリ
 巻いている時は、ラインが水中に入る部分に視線を集中
ラインがチョンを動くか、不自然な動きがあったらアワセる。

(直接ロッドに伝わる場合もあります)

アワセ 
 巻きアワセ
リールのハンドルを1〜2回転素早く巻く。
(糸ふけが出ている場合は3〜4回転)

初心者はロッドを、軽くたててあわせる
このとき注意したいことは力を入れすぎてたてると
ラインブレイクにつながります。
また、もしフッキングしない場合はルアーが飛んでくるので要注意!

 ラインのたるみ
 *スローな巻きなのでどうしてもラインがたるんでしまいます。
小さなアタリは、ロッドまで伝わりません。
頑張ってルアーフィッシングのスキルも上がるので
アタリの見極め、アワセを極めるよう頑張りましょう!

 お勧めサイトフィッシング(ルアーを見ながらの釣り)
・Xスティックならではの後ろからゆっくりと、パクリと食いつく瞬間を見てアワセる。
・フォール中・サイドから・食ったら反転等のバイトの見てアワセを楽しむ。

狙うタナ
 初心者表層→中層
*エキスパートになれば水深2m以上のボトムも


キャスト方向
 3投投げてもアタリがない場合は方向を変える
扇状に、出来るだけ広範囲を探る


大型ポンド
 ・ノーマル→ミニ→スリムミニの順で遠くのマスから
・スレマス対応なので足元まで気を抜かず
・カケアガリ、たまっているエリア、足元に付いているマスを狙う
・超スレマスには、スリムミニが有効!




その他

流れに漂わせ、思わず食わせる
 ・水車・ポンプ周りや流れ込み、など水がゆっくり流れている場所で、
頭を向けているマスに対し横又は斜め下流からゆっくり巻くだけ。
又は
マスの鼻先で漂わせる(これがキモ)
・時には流れに乗せ巻きをコントロールしながら
ステイ又はドリフトさせても効果的。
・流れに逆らう場合は浮いてこないようロッドや巻きでコントロール。

マスが、たまっている場所
(スレマスには、スリムミニが一番威力を発揮) 
・マスに対して後ろから前へ又は横切るように巻く。
(やる気のないマスは振り返りずらい)
・口を使うマスをひたすら巻く場所を変え探す。



初心者は視認性の高いルアーでまずは1匹
蛍光ピンクなど派手カラーはサイトフィッシングに最適。
自分の投げたルアーの泳ぎが把握しやすいので、
また、ルアーを追う魚が見れ、ヒットにつながる。
これを繰り返し、釣れるイメージをつくる



ただ巻き理想の45度の巻きが難しい人は
目安はテールを少し下げて泳ぐぐらいのスピードの巻きでも大丈夫。
少し早めの巻きでも反応する魚は多いので1つのメソッドになります。



Xスティックルアーはカラーの選択が
非常に大切です。
3投してアタリも無かったら、タナを変える
それでもアタリが無いときは他のカラーに
チェンジして試してください。
それでもダメなら場所を変えて下さい。


弱点
・横風
・魚影が超薄いエリア
・超濁りのあるエリア

・超流れが早いエリア

よくある質問
スイベルの使用
なしか、小さいもの

よくある質問
サイズセレクト
大きいサイズ→小さいサイズ

よくある質問
カラーセレクト
派手なカラー→中間色→地味なカラー
*派手なカラーでサイトフィッシングを楽しむ!

よくある質問
ライントラブルが多い
*スプールにラインを巻きすぎない
*キャスト後直ぐに指でアームを返す。
それでもラインがリール付近でたるんでいる時はロッドを
1回あおりラインを出す

よくある質問
Xスティックの前と後ろについて
特にありません。フック交換時どちらにしてもOKです。

よくある質問
割れたら接着可能か
出来るだけ少量の瞬間接着剤等で可能
(プラスティック用)
*釣果優先で作成している為、割れる場合あり
ランディングはネットを使用するか、ライン又はフックを持つように!!
スティックを持たないように。



Xルアー工房的・他のルアーとの使い分け

超高活性 高活性 普通 低活性 超低活性
他のルアー 他のルアー 他のルアー
Xスティック Xスティック Xスティック Xスティック
*超高活性(大量放流直後等はスプーン等ですばやい手返しで)

超魚影濃い 魚影濃い 普通 魚影薄 魚影見えず
他のルアー 他のルアー 他のルアー
Xスティック Xスティック Xスティック Xスティック


大会での使い方

*大きい大会になればなるほと放流量は多いのが一般的です。
スレマスではなくバージントラウトが大量に放流されている時
始めはスプーンで手返しよく釣りまくるのがポイント

時間 ルアー カラー
開始5〜20分 スプーン ゴールド・シルバー・レッド等はでなカラー
中半 Xスティック70mm ピンク・ライトグリーン・レッド・キャラメル等
後半 Xスティックスリムミニ55mm 上記のカラーでアタリがなくなったら他のカラー
*アタリがなくなったらカラーチェンジ
マメなカラーチェンジが釣果に結びつきます。

*Xステックの弱点は横風です。
ラインが横に流れてしまいアタリが非常にとりづらくなります。


*フックは曲がったり、折れたり、はずれる事が有りますので、
 スペア―フックと先の細いラジオペンチを用意していく事をお薦め致します。




その他(初心者用)

ライン(糸)

2lbまたは3lbの使用をお勧め
Xスティックは軽い為できるだけ細いラインの使用をお勧め
ラインは消耗品の為、使用したら全部変えるか
使用した部分だけ切って次回使用するのがお勧め



*すべての魚がルアーに食い付いた瞬間、反転すれば大きいアタリがでますが
なかなかそうは行きません。
色々合わせ方を試し釣果をあげられるよう頑張ってください!

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